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耳垢型決定遺伝子が薬剤感受性に与える影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18890142
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 応用薬理学
研究機関長崎大学

研究代表者

三輪 晋智  長崎大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30419626)

研究期間 (年度) 2006 – 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
1,380千円 (直接経費: 1,380千円)
2007年度: 460千円 (直接経費: 460千円)
2006年度: 920千円 (直接経費: 920千円)
キーワード耳垢型 / ABCC11 / MRP8 / 薬剤感受性 / アポクリン腺 / バキュロウィルス / 薬剤耐性 / Baculovirus / 耳垢 / 免疫染色 / 電子顕微鏡
研究概要

1.ABCC11持続的発現細胞株
通常の発現ベクターにABCC11を導入して持続的発現細胞株を作製したが、継代を重ねるうちに発現が消失してしまった。そのためTet-Offの系を用いたABCC11持続的発現細胞株を作製した。用いた細胞株はイヌ腎上皮細胞株MDCKとブタ腎上皮細胞株LLC-PK1である。しかしどちらの系でもウェスタンブロッティングにおいてMRP8の発現が認められなかった。
ABCC11持続的発現細胞株の樹立が困難なため計画していた乾型または湿型ABCC11持続的発現細胞株の薬剤耐性能の検討を行うことができなかった。
2.乾型、湿型腋窩アポクリン腺組織の免疫染色
乾型、湿型耳垢のヒトの腋窩アポクリン腺組織の手術標本が入手できたため、抗MRP8抗体を用いて免疫染色を行った。湿型アポクリン腺においてMRP8はapical membraneに明瞭に染色されたが、同時に核とapical membraneの問の細胞質において球状に染色される部分が観察された。乾型アポクリン腺においてはapical membraneが染色されたが、湿型と比べてやや境界不明瞭な感があった。また、細胞質には明らかに染色されている部分は認められなかった。
3.バキュロウィルスを用いた乾型と湿型MRP8の差の検討
乾型と湿型MRP8を発現するバキュロウィルスを作製し、昆虫細胞株Sf9に感染させてMRP8membrane vesicleを抽出した。湿型MRP8の抽出は可能であったが、乾型MRP8の抽出は困難であった。
今後乾型と湿型の差の検討は断念し、湿型MRP8の基質の検討を行っていこうと考えている。

報告書

(2件)
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ABCC11の耳垢型決定多型による機能変化2007

    • 著者名/発表者名
      三輪 晋智
    • 学会等名
      日本人類遺伝学会 第52回大会
    • 発表場所
      京王プラザホテル
    • 年月日
      2007-09-14
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2006-04-01   更新日: 2016-04-21  

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