研究課題/領域番号 |
18F18053
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
野口 貴文 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (80208321)
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研究分担者 |
KIM HONGSEOP 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2018-04-25 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2019年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2018年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 鋼繊維補強コンクリート / 非晶質鋼繊維 / 静的引張 / 動的引張 / 付着 / 破断 / 破壊メカニズム / 超高強度 / 繊維補強 / コンクリート / 衝撃破壊 / ひずみ速度 / 繊維長さ / 靱性 |
研究実績の概要 |
外国人特別研究員(金弘燮)と受入研究者(野口貴文)の共同研究は'社会基盤施設の安全性を飛躍的に向上させることができる超高性能繊維補強コンクリート(Ultra-High-Performance Fiber-Reinforced Concrete)の開発と適用システム構築を目的とする。従って、本研究では、従来に広く使用されている鋼繊維補強コンクリートの問題を改善させることために,新たに開発された非晶質鋼繊維を補強したセメント複合体を製作して,静的及び動的ひずみ速度条件で引張挙動を評価した。 受入研究機関(東京大学)で長さ15,30mmの非晶質鋼繊維と長さ30mmのフック形鋼繊維を補強したセメント複合体の試験体を作製し,韓国の忠南大学校でひずみ速度10-6/s,101/sの条件で直接引張試験を行った。また,実験結果に基づいて非晶質鋼繊維の長さ,繊維の種類及びひずみ速度による繊維とマトリックス界面の付着や引抜特性,繊維の破断特性について分析した。最終的に研究結果を活用して2019年に日本コンクリート学会年次大会に論文投稿と発表, 日本建築学会で学術発表を行った。 受入研究者(野口貴文)は非晶質鋼繊維補強セメント複合体の静的及び動的引張挙動と破壊メカニズムの分析に関する外国人特別研究員(金弘燮)の論文の共同研究者として論文構成と結果分析に対する指導を行った。また,繊維補強セメント複合体の適用に関する日本の事例について教育して,本研究で開発された非晶質鋼繊維補強セメント複合体の活用に関する内容について協議した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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