研究課題/領域番号 |
18F18396
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分39040:植物保護科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大澤 直哉 京都大学, 農学研究科, 准教授 (10221821)
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研究分担者 |
HATT SEVERIN 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2018-11-09 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2020年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2019年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2018年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | biological control / flower stripe / predator / aromatic plant / insect pest / generalist / ladybird beetle / hoverfly / armomatic plant |
研究実績の概要 |
本研究の材料として、アジアに広く分布する赤紫蘇とナミテントウを用いて、2つの室内実験と1つの野外実験を実施した。室内実験1)餌と花を両方与えたときの天敵の産卵数に与える影響 ナミテントウ成虫に人工餌だけを与えたもの、2)人工餌と紫蘇の花を与えたもの、3)紫蘇の花のみを与えたものの3つのカテゴリーで比較したとこと、1)人工餌、2)人工餌と紫蘇の花のカテゴリーのナミテントウは、3)紫蘇の花のみを与えたカテゴリーの個体よりも産卵数や産卵の頻度が高くなり、更に1回目の産卵を比べると、2)人工餌と紫蘇の花のカテゴリーのナミテントウは、1)人工餌のみのナミテントウよりも多く産卵することが示された。ナミテントウは1つの生息場所に3日程度滞在することが知られていることから、花と餌が同時に存在するような生息場所では、花は天敵の産卵数を増加する可能性が示された。 2)天敵の羽化初期に与える餌の影響ナミテントウ新成虫羽化後3日間1)人工餌だけを与えたもの、2)紫蘇の花だけを与えたもの、3)絶食させたものの3つのカテゴリーをつくり、3日後90日間十分な餌を与えて、産卵数に違いがあるか否かを調べた。その結果、3つのカテゴリーで産卵数に違いはなく、羽化直後の餌の状態は、テントウムシの産卵数に影響を与えないことが示された。 野外実験 日本における花に誘引される昆虫群集の研究 環境の異なる、京都3カ所(修学院、北白川試験地、理学部付属植物園)、及び岡山県赤磐市(2カ所)、計5カ所で、赤紫蘇(5鉢)及びキャベツの苗(5鉢)を設置し、その付近にマレイズトラップ(高さ1.5m、幅1m、5個)を設置し、赤紫蘇及びキャベツの苗に誘引される昆虫群集の調査を行った。その結果5目180個体の天敵、寄生蜂、花粉媒介者が捕獲され、昆虫群集と環境との関係を、現在解析中である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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