• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

現代日本における「スピリチュアルケア」調査とその社会的機能に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18F18740
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 教育学
研究機関京都大学

研究代表者

西平 直  京都大学, 教育学研究科, 教授 (90228205)

研究分担者 BENEDICT TIMOTHY  京都大学, 教育学研究科(研究院), 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2018-10-12 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2018年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワードスピリチュアルケア / スピリチュアリティ / エスノグラフィー / 看取り
研究実績の概要

本研究は、T.ベネディクト氏との共同研究である。同氏の博士論文の延長線上に、現代日本におけるホスピスを中心とした「スピリチュアルケア」の調査を行う計画を立てていた。ところが同氏は、関西学院大学に准教授として採用されることが決定し、2019年3月をもって、外国人特別研究員としての共同研究は中止せざるを得ないことになった。したがって、共同研究は半年間で終了することとなったが、共同研究の中で、貴重な成果を得た。
以下、ベネディクト氏が執筆した研究論文である。一、「迷惑を掛けたくないホスピス患者とスピリチュアルケア」。「日本スピリチュアルケア学会」において発表され、その後、エスノグラフィーの手法による資料によって補強されたのちに投稿され、受理された。二、「エスノグラフィーの視点から見たスピリチュアルケア」。今年度出版される予定の本に収録されるものである。三、英文の論文“The Merit of the Bath: Charity in Early Medieval Japan.”ハワイ大学から出版予定の書籍の分担執筆。近代日本の仏教者たちの社会福祉への貢献を論じ、なぜ日本の仏教者たちがホスピスに貢献し、その貢献の度合いが顕著であるのか、検証した。四、“Death in Modern Japan: 1800-Present.” A Global History of Death (Routledge, 2020) ed. Peter Stearns.の分担執筆。仏教がいかに「死、埋葬」に貢献してきたか、供養の儀礼などを通して家族の絆に貢献したか。近代日本の問題を、「死・看取り・埋葬」の視点からに発信した貴重な試みである。以上の成果のいくつかの点について、受け入れ教員(西平)との議論が反映されている。貴重な共同研究の機会であった。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「迷惑を掛けたくないホスピス患者とスピリチュアルケア」2019

    • 著者名/発表者名
      T.ベネディクト
    • 雑誌名

      『スピリチュアルケア研究』

      巻: 3

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「ケア論から見たスピリチュアルケア」2018

    • 著者名/発表者名
      西平直
    • 雑誌名

      『スピリチュアルケア研究』

      巻: 2 ページ: 1-13

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 「迷惑を掛けたくないホスピス患者とスピリチュアルケア」2018

    • 著者名/発表者名
      T.ベネディクト
    • 学会等名
      スピリチュアルケア学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [図書] ライフサイクルの哲学2019

    • 著者名/発表者名
      西平直
    • 総ページ数
      357
    • 出版者
      東京大学出版会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-10-15   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi