研究課題/領域番号 |
18GS0207
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研究種目 |
学術創成研究費
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
巽 和行 名古屋大学, 物質科学国際研究センター, 教授 (10155096)
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研究分担者 |
吉澤 一成 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (30273486)
樋口 芳樹 兵庫県立大学, 大学院・生命理学研究科, 教授 (90183574)
川口 博之 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20262850)
松本 剛 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教 (50311717)
大木 靖弘 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (10324394)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
579,150千円 (直接経費: 445,500千円、間接経費: 133,650千円)
2010年度: 102,960千円 (直接経費: 79,200千円、間接経費: 23,760千円)
2009年度: 114,400千円 (直接経費: 88,000千円、間接経費: 26,400千円)
2008年度: 114,400千円 (直接経費: 88,000千円、間接経費: 26,400千円)
2007年度: 114,400千円 (直接経費: 88,000千円、間接経費: 26,400千円)
2006年度: 132,990千円 (直接経費: 102,300千円、間接経費: 30,690千円)
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キーワード | 金属-硫黄クラスター / ニトロゲナーゼ / ヒドロゲナーゼ / 還元系金属酵素 / 金属硫黄クラスター / 小分子活性化 / アセチルCoA合成酵素 / COデヒドロゲナーゼ / 有機金属化学 / 金属酵素 |
研究概要 |
錯体・有機金属化学、構造生物学、理論化学の研究者を結集し、エネルギー問題等への対応に関連して最近注目を浴びている「還元系金属酵素」の化学研究に挑戦し、標的となるクラスター活性中心の化学合成や酵素モデル反応の達成に加え、新型活性中心構造を発見するなど、当初の目標を超える多くの成果を得た。例えば、ニトロゲナーゼやヒドロゲナーゼの良好な活性中心モデルとなる金属硫黄クラスター化合物の構築に成功し、酵素反応機構の化学研究の端緒を拓いた。また、新たに見いだした窒素分子を活性化する複核金属錯体の理論解析から、窒素分子活性化機構を明らかにし、ニトロゲナーゼなどの酵素反応機構に示唆を与えた。さらに、酸素耐性型新規[NiFe]ヒドロゲナーゼの研究から、先例のない[4Fe-3S]クラスターを発見した。
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