• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

中学校体育における生徒主体のICT活用による動作獲得と協同学習の授業開発

研究課題

研究課題/領域番号 18H00084
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1180:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関津市立東観中学校

研究代表者

杉野 拓也  津市立東罐中学校, 教諭

研究期間 (年度) 2018
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
410千円 (直接経費: 410千円)
2018年度: 410千円 (直接経費: 410千円)
キーワードICT / 動作獲得 / 授業開発
研究実績の概要

○研究目的
本研究では、その単元でしか獲得できない技能の習得を目指した授業開発を行う。授業の中で生徒がルーブリックの評価表をもとにした目標に向けて主体的にタブレットを活用し, 協同学習の中で技能の獲得にどれだけの可能性があるかを本実習の授業実践から考察する。
○研究方法
実践を行う「走り幅跳び」「マット運動」それぞれの種目において, その種目でしか学ぶことのできない技能を明確にし, 生徒が自己評価できるようなルーブリック評価表を作成する。ルーブリック評価表を基にして生徒が主体となってタブレットを活用する。タブレットの特性である「モデルの提示ができる」「客観的な見方ができる」「比較ができる」ことを活用し協同学習から動作獲得を狙った授業実践を行う。授業毎にとったルーブリック評価表の自己評価と振り返りシートをもとに分析し, 生徒が技能獲得に至っているかどうかを考察する。
○研究成果
ルーブリックで目標を示しモデルを映像で提示することで、タブレットで自分の姿を振り返ることや見比べる活動が有意義となった。生徒がタブレットを使うことで、できている動作とできていない動作の確認ができたが、タブレットを使うことだけでは動作の獲得には至っていない場面もあった。そこで協同学習を行い、補助をし合う関係の必然性が生まれ協同学習による動作の獲得につながり、その種目ができる体になっていった。補助し合う関係、支え合う関係から男女関係なく仲間と一緒に頑張る姿に変わっていった。
このように生徒がタブレットを活用してその種目でしか獲得できない動作の獲得を目指した授業を展開することで、協同学習の必然性につながり、仲間と一緒に動作の獲得を目指すことができるような授業につながった。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 生徒の自己評価を目的とした体育授業のルーブリック設計の実践2019

    • 著者名/発表者名
      杉野拓也, 笹屋孝允
    • 雑誌名

      平成30年度三重大学教育学部研究紀要

      巻: 70 ページ: 447-455

    • NAID

      120006775168

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2020-03-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi