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睡眠時間および日ごろの運転頻度と年代別休憩の取り方によるストレス分析

研究課題

研究課題/領域番号 18H00246
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 2140:材料力学、生産工学、設計工学、流体工学、熱工学、機械力学、ロボティクスおよびその関連分野
研究機関(公財)豊田都市交通研究所

研究代表者

川澄 奈美  (公財)豊田都市交通研究所, 研究アシスタント

研究期間 (年度) 2018
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
480千円 (直接経費: 480千円)
2018年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
キーワード走行時のストレス / 睡眠時間 / 自律神経活動
研究実績の概要

本研究は、前日の睡眠時間、日常の運転頻度、年齢、運転継続時間と休憩の取り方等が、自動車運転時のストレスに及ぼす影響について明らかにすることを目的としている。
実験は、要因別の分析を行うためにそれぞれ被験者を選出し、被験者所有の自家用車により複数パターンの走行を行った。
【休憩タイミング】被験者は運転頻度の高い4名(38~63歳)と低い3名(20~61歳)で、都心部2経路を30分間走行×6回(休憩12分)と山間部60分走行×3回(休憩30分)、郊外部90分走行×2回(休憩60分)とし、運転頻度の高い40歳は郊外部の延長ルートで120分走行×3回で休憩を多め・少なめと30分休憩とした。
【休憩の長さ】被験者は運転頻度の高い2名で、43歳は山間部ルートを、73歳は都心部ルートをそれぞれ3回走行し、休憩を15分・30分・45分とした。
【睡眠時間分析】被験者は運転頻度の高い4名(23~63歳)と低い4名(35~68歳)で、前日の睡眠時間を7時間以上と未満で分類した。山間部ルートとし、運転頻度の高い40歳は山間部の延長ルートの120分走行×3回(休憩30分)とし、運転頻度の低い68歳は、都心部ルート×3回(休憩30分)とした。
ストレス指標としては、走行前後の計測脈波を用いた心拍変動解析から自律神経機能評価を行い、心拍数で補正した交感・副交感神経系のバランス、交感・副交感神経系を合わせ心拍数で補正し年齢で偏差値化した値を用いた。結果は、偶発的逸脱の影響を受けた運転頻度の低い68歳以外、7時間以上睡眠がストレス軽減に有効であった。運転頻度の低い61歳は30分ごとにこまめに休憩、それ以外は60分ごとに休憩が最適で、不規則な休憩より規則的な休憩が有効で、長さは45分が有効であった。主観的には、7時間以上睡眠では、運転頻度の高い方の症状は減り、運転頻度の低い方の症状は、ねむけ感が増した。7時間未満睡眠では運転頻度にかかわらず、ねむけ、だるさ、ぼやけ感が増した。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2020-03-17  

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