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悪性症候群に対する修正型電気けいれん療法の有効性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 18H00427
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3180:医療薬学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

橘 真澄  千葉大学, 大学院医学研究院, 特任研究員

研究期間 (年度) 2018
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
530千円 (直接経費: 530千円)
2018年度: 530千円 (直接経費: 530千円)
キーワード悪性症候群 / 修正型電気けいれん療法 / ダントロレン
研究実績の概要

【研究目的】
本研究は、軽症以上のNMS(Neuroleptic Malignant Syndrome ; 悪性症候群)に対するmECT(modified Electrictroconvalsive Therapy ; 修正型電気けいれん療法)の実施状況を把握し、その有効性を検討することを目的とした。副次的目的として、従来のダントロレン治療に反応する群と非反応群の身体および各種検査値を比較し、ダントロレン治療反応性の予測因子を探索する。
本研究により、NMS適切な治療選択に関する新たな知見を提供すると共に、軽症以上のNMSに対するmECTの有効性を示して診療ガイドラインに掲載することを目指す。
【研究方法】
千葉県内の5医療機関(千葉大学医学部附属病院 : 倫理審査承認2018年7月31日、千葉市立青葉病院 : 倫理審査承認2018年2月18日、日本赤十字社成田赤十字病院 : 倫理審査承認2018年2月27日、国保旭中央病院 : 倫理審査承認2018年1月16日、亀田総合病院 : 倫理審査申請準備中)を研究協力病院とした。電子カルテシステムにおいて2007年1月1日から2017年12月31日の期間に入院治療を行なった患者から以下を抽出した : ①保険病名にNMSがある者 または ②退院サマリーにNMSの病名がある者 または ③ダントロレンを使用した者。さらにDSM4/5におけるNMSの診断基準を満たし、かつWoodbury分類にて軽症以上のNMSを適格症例とした。適格症例における患者背景、血液生化学検査、臨床症状を発症前、発症時、ダントロレン導入時、mECT導入時、NMS改善時の5点でデータ収集し、解析を行う。
【研究成果】
上記、研究協力病院において、上記の検索条件にて①200名 ②45名 ③195名を抽出した。このうちmECT使用した者は32名であった。現在、適格症例のデータ収集、解析の準備をしている。

報告書

(1件)
  • 2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2020-03-17  

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