研究課題/領域番号 |
18H00611
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01020:中国哲学、印度哲学および仏教学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
吾妻 重二 関西大学, 文学部, 教授 (20192982)
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研究分担者 |
有馬 卓也 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 教授 (10232068)
橋本 昭典 奈良教育大学, 国語教育講座, 教授 (20379522)
太田 剛 四国大学, 文学部, 教授 (30461362)
陶 徳民 関西大学, 文学部, 教授 (40288791)
長谷部 剛 関西大学, 文学部, 教授 (50308152)
松井 真希子 奈良工業高等専門学校, 一般教科, 講師 (70756436)
山寺 美紀子 関西大学, 東西学術研究所, 非常勤研究員 (90601097)
横山 俊一郎 関西大学, 東西学術研究所, 非常勤研究員 (60759827)
中谷 伸生 関西大学, 東西学術研究所, 非常勤研究員 (90247891)
藤田 高夫 関西大学, 文学部, 教授 (90298836)
矢羽野 隆男 四天王寺大学, 人文社会学部, 教授 (80248046)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 泊園文庫 / 藤澤東ガイ〔田+亥〕 / 藤澤南岳 / 石濱純太郎 / 漢学 / 私塾 / 儒教 / 徂徠学 / 漢詩 / 泊園書院 / 儒学 |
研究成果の概要 |
本科研「泊園書院を中心とする日本漢学の研究とアーカイブ構築」は、幕末から明治初期における大阪最大・最高の学問所であった漢学塾「泊園書院」関する調査、研究である。 4年間の研究期間中、同書院を中心に近世・近代における日本漢学の歴史と展開、意義を学際的に究明するとともに、関連画像や文字データを整備した。また、これまで知られていなかった門人を数多く見出し、その影響力の大きさを明らかにした。また論文発表と学会発表を積極的に行うほかシンポジウムを2回開催し、展観図録3点、論文集2冊、学術図書1冊を刊行した。さらにWEB泊園、泊園文庫デジタルアーカイブ等のサイトにより豊富なデジタル情報を一般公開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
泊園書院の藤澤東ガイ〔田+亥〕、南岳、石濱純太郎らの学問・思想、カリキュラムや教育・経営方針、漢詩文や書画・印章等の芸術上のネットワーク、長期にわたる多彩な門人の輩出など、同書院の歴史と貢献度の大きさを解明できた。漢学という教養が日本の近世のみならず、近代においても重要な役割を担っていたことを明らかにした点にも大きな学術的意義がある。 このほか泊園文庫のぼう大な資料群をデジタルアーカイブとして一般公開したことも社会的に重要な意義をもつ。
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