研究課題/領域番号 |
18H00612
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西村 明 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (00381145)
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研究分担者 |
藤原 聖子 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (10338593)
矢野 秀武 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (20422347)
奥山 倫明 東洋英和女学院大学, 人間科学部, 教授 (30308928)
江川 純一 明治学院大学, 国際学部, 研究員 (40636693)
渡辺 優 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (40736857)
黒崎 浩行 國學院大學, 神道文化学部, 教授 (70296789)
池澤 優 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (90250993)
堀江 宗正 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 教授 (90338575)
伊達 聖伸 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (90550004)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | ローカリティ / 地方学会 / 個人史 / 宗教文化資源 / 地域振興 / ローカリティー / 日本宗教 / 海外研究者 / 地方出版 / デンマーク / 島原半島 / 宗派的背景 / 外国人研究者 |
研究成果の概要 |
出自地域の宗教史についての研究において、インフォーマントとのラポールの取りやすさに加え、研究者自身の研究歴との比較の視点が見出された。出身地域の宗教状況から醸成される関心と、そうした比較の視点とのインタラクションが確認された。地方学会の動向については、それぞれの地域的宗教性の特色に配慮した研究蓄積が見られた。宗教学・宗教史的関心を維持する地域的プラットフォームとして地方学会の意義が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来視野に入れられていなかった研究者個人の宗教的環境の歴史と現状に着眼し、それぞれの特徴とスケールメリットを生かした宗教研究の可能性を模索しようとする点が学術的意義と言え、さらにそれを教育面にも応用しようとする点で社会的意義も有する。従来では、個人史的な問題として処理されていたローカリティの問題に対して、組織的・体系的なアプローチの可能性を示したことで、今後の学界の活性化にも資するものとなるだろう。
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