研究課題/領域番号 |
18H00622
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01050:美学および芸術論関連
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研究機関 | 長岡造形大学 |
研究代表者 |
児美川 佳代子 (小松佳代子) 長岡造形大学, 造形研究科, 准教授 (50292800)
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研究分担者 |
生井 亮司 武蔵野大学, 教育学部, 教授 (20584808)
笠原 広一 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50388188)
佐藤 直樹 東京藝術大学, 美術学部, 准教授 (60260006)
金子 一夫 茨城大学, 教育学部, 名誉教授 (70114014)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 判断力 / 芸術的知性 / Arts-Based Research / 判断力養成 / Arts-based research |
研究成果の概要 |
本研究は、技能修得や自己表現を中心に考えられてきた美術教育を思考と探究による判断力養成の過程として捉え直すことを目的としてきた。判断力に着目して美術教育の歴史を見直し、美術制作過程において働く芸術的知性とは何かを考察した。同時に美術制作者が研究に参加して、制作過程で行っている思考や判断を実践的に明らかにした。合計7回の研究会、2回の展覧会、最終年度には論文と展覧会の記録、批評を掲載した報告書を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、美術教育を歴史・哲学・実践的観点という広い視野から捉え直したこと、美術制作者の探究と学校における美術教育とを分断せずに捉えることで、美術教育の本質的意義を考察したことにある。社会的意義としては、2回の展覧会と関連したワークショップによって、美術制作者が制作において働かせている思考や探究を社会に発信したこと、また最終報告書に展覧会の記録とともに制作者自身による論文を掲載したことで、美術制作に働く芸術的知性の一端を明らかにしたことにある。
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