研究課題/領域番号 |
18H00638
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 実践女子大学 |
研究代表者 |
椎原 伸博 実践女子大学, 文学部, 教授 (20276679)
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研究分担者 |
林 卓行 東京藝術大学, 美術学部, 准教授 (00328022)
住友 文彦 東京藝術大学, 大学院国際芸術創造研究科, 教授 (20537295)
丹治 嘉彦 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (80242395)
島津 京 専修大学, 文学部, 准教授 (80401496)
神野 真吾 千葉大学, 教育学部, 准教授 (90431733)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 現代アート / 食 / 創造性 / アートプロジェクト / 味覚 / 多文化共生 / 関係性の美学 / 持続可能性 / 創造的行為 / 食の倫理 |
研究成果の概要 |
2017年「文化芸術基本法」に、振興すべき生活文化として「食文化」が追加された。そのような社会的背景で、アートプロジェクトや芸術祭において「食」は重要な要素となっていた。本研究は、「食」が現代アート作品にどのように影響を与えているかについて、現地調査を行い検証作業を行った。この検証作業は、「食」の美的価値を明確にするだけでなく、高度な資本主義社会で疎外化されがちな人間に対し、創造的な「食」が「自然への敬意」と「人間性」を回復させるために有効であるという結論を導いた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、現代アートの視点から「食」が有する創造性に注目し、芸術諸学(美学芸術学、現代芸術論、美術史学等)の立場から学術的研究を行ったことにある。また、文化政策学、アートマネジメント論、地域政策論などの研究者や実践者との交流により、学際的研究を目指した点にも学術的意義がある。また、2019年と2021年に公開シンポジウムを開催し、その成果は科研メンバーの論文と共にまとめ報告書を作成し公表することで社会に還元した。
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