研究課題/領域番号 |
18H00643
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大槻 信 京都大学, 文学研究科, 教授 (60291994)
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研究分担者 |
木田 章義 京都大学, 文学研究科, 名誉教授 (30131486)
大谷 雅夫 京都大学, 文学研究科, 名誉教授 (80152172)
宇佐美 文理 京都大学, 文学研究科, 教授 (70232808)
緑川 英樹 京都大学, 文学研究科, 教授 (30382245)
金光 桂子 京都大学, 文学研究科, 教授 (30326243)
蔦 清行 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (20452477)
山中 延之 京都女子大学, 文学部, 准教授 (00782591)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 抄物 / 中世後期 / 文献学的研究 |
研究成果の概要 |
本研究は、抄物を総合的に理解・活用すること、抄物の利用を促進することを目的とする。そのために、①抄物の調査、②多領域の研究者による研究会を行い、③詳細な注解の作成とその公刊準備を行った。①は新型コロナの影響により制限をうけたが、可能な調査を行った。②の研究会は期間中に通算100回を超え、他に講習会、講演会も開催した。③については、科研費・研究成果公開促進費(図書)への申請を行い採択された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
抄物は中世の学問全体を反映した総合的な注釈である。重要で多方面に利用可能な資料でありながら、その難解さから活用が進んでいない。本研究では、多様な分野の研究者による共同研究を行うことで、従来の問題点を克服するようつとめた。加えて、抄物講習会、抄物講演会を開催したほか、抄物を読み解くためのガイドとなる『提要』を作成するなどして、抄物に近づきやすくしたことが学術的・社会的意義である。
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