研究課題/領域番号 |
18H00649
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02020:中国文学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
道坂 昭廣 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (20209795)
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研究分担者 |
玄 幸子 関西大学, 外国語学部, 教授 (00282963)
安岡 孝一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (20230211)
高田 時雄 公益財団法人東洋文庫, 研究部, 研究員 (60150249)
高橋 智 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (80216720)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 中国典籍 / 古写本 / 書誌学 / 敦煌写本 / 写本学 / 敦煌文書 / 景印 / データベース / 日本古写本 / 敦煌遺書 / 影印 |
研究成果の概要 |
本研究期間中、所蔵諸機関に赴き、国宝重要文化財を中心に約50点の中国典籍古写本を調査した。その情報はすべて古写本データベースに反映させた。また各所蔵機関の目録等を精査し、中国典籍古写本をリスト化した。このことにより、日本に所蔵される古写本を網羅したデータベースを作成した。本科研のもう一つの大きな目的であった、中国典籍古写本に関する情報発信については『敦煌写本研究年報』は毎年、newsletterも4回刊行した。学会等での報告は、メンバーが積極的に国内外の学会で参加したほか、最終年度は「第六届漢文写本研究学術論壇曁中国典籍日本写本文献研究」学会を天津師範大学と共催した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本に伝わる中国典籍の古写本の重要性は、近年国内外の学会で注目されるようになった。本研究はそれらの典籍を実際に調査し正確な書誌情報を作成し、それらを含む古写本データベースを作成した。中国古典研究に対して重要は書誌的情報を提供するものである。 国内外の学会における報告とともに、『敦煌写本研究年報』とnewsletterの刊行は、これら中国典籍日本古写本の学術的価値について報告また考察したものである。これらは前者は既に国際的に高く評価されおり、後者もその記事が中国語に翻訳され刊行されていることから明らかなように、国内外の注目に応え、日本古写本の書誌的、学術的価値を発信する研究となった。
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