研究課題/領域番号 |
18H00680
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 創価大学 |
研究代表者 |
山岡 政紀 創価大学, 文学部, 教授 (80220234)
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研究分担者 |
小野 正樹 筑波大学, 人文社会系, 教授 (10302340)
牧原 功 群馬大学, 国際センター, 准教授 (20332562)
甲田 直美 東北大学, 文学研究科, 教授 (40303763)
西田 光一 山口県立大学, 国際文化学部, 教授 (80326454)
三宅 和子 東洋大学, 人間科学総合研究所, 客員研究員 (60259083)
斉藤 信浩 九州大学, 留学生センター, 准教授 (20600125)
大和 啓子 群馬大学, 国際センター, 講師 (60640729)
伊藤 秀明 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (70802627)
斉藤 幸一 大阪電気通信大学, 教育開発推進センター, 特任講師 (50649845)
宮原 千咲 広島修道大学, 学習支援センター, 学習アドバイザー (00779267)
遠藤 李華 創価大学, 公私立大学の部局等, 助教 (40854089)
李 丹 創価大学, 文学部, 助教 (60876704)
市川 真未 創価大学, 公私立大学の部局等, 助教 (30779137)
大塚 望 創価大学, 文学部, 教授 (80334639)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2021年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 配慮表現 / ポライトネス / 敬意表現 / 慣習化 / 語用論 / 対照研究 |
研究成果の概要 |
本研究課題においては、当初の計画通り、以下の成果を挙げることができた。 ①日本語配慮表現正用・誤用データベースのフィールドを構造を決定した。②配慮表現の慣習化に関する議論を深め、その結果として配慮表現の定義を明確にし、研究代表者・分担者・協力者の間で共有することができた。③日本語配慮表現正用・誤用データベースに約100語の配慮表現の情報(形式分類・機能分類・原義・配慮機能・文脈/発話機能・コーパス正用例・コーパス誤用例・英語対訳・中国語対訳)を入力した。④配慮表現の研究成果を集めた論文集として『日本語配慮表現の原理と諸相』(山岡政紀編、くろしお出版、2019)を刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ポライトネスが慣習化した表現群である配慮表現については個別の表現に対する研究成果は個々に見られたが、その実態の全体像は全く把握されていなかったので、本研究課題はその実態の記述に初めて着手した研究として大きな学術的意義を有すると考える。具体的には主要な配慮表現100種のコーパス用例や機能をデータベースに蓄積したことにより、これをもとに『配慮表現辞典』を編纂し、日本語研究者・日本語教師・日本語学習者らの便宜に供する素地ができた。また、研究成果のなかから多言語の配慮表現との対照に対する考察も蓄積されたことにより、世界の諸言語の配慮表現研究へと視野を拡げていく準備が整ったと考える。
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