研究課題/領域番号 |
18H00682
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
田邉 鉄 北海道大学, 情報基盤センター, 准教授 (30301922)
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研究分担者 |
山崎 直樹 関西大学, 外国語学部, 教授 (30230402)
千田 大介 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 教授 (70298107)
山下 一夫 慶應義塾大学, 理工学部(日吉), 教授 (20383383)
吉川 龍生 慶應義塾大学, 経済学部(日吉), 教授 (30613369)
上地 宏一 大東文化大学, 社会学部, 准教授 (20468721)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | データ駆動学習 / 初修外国語 / スタディ・スキル / データベース / 高等教育 / CLIL / アクセシビリティ / 中国語学習 / スタディスキル / 中国語教育 / データーベース / 授業開発 |
研究成果の概要 |
初級段階の外国語授業では、コンテンツへの興味で動機付けを維持するような手法は取りにくい。そこでコンテンツそのものではなく、コンテンツを学ぶために必要なスタディスキルを習得するための外国語授業の効果を検証した。スキルベースの授業に合わせた教科書、オンライン教材、単語集、レファレンスマニュアル等を開発し、それらを用いた授業を実施した。翻訳などのネットサービスを用いることで、単調な外国語訓練のストレスを減じ、また、興味ある分野を学ぶためのコンピュータ・リテラシを授業内容とすることで、動機付けの維持向上効果が見られ、主として情意面の効果を確かめることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中国は経済的・文化的・政治的に交流の盛んな地域であり、大学での中国語履修者も多い。だが近年、中国の国際的な評価の低下や、政治的な混乱などにより、長期・短期の留学希望者や、休暇中に旅行に出かける者は大きく減り、新型コロナがそれに拍車をかけている。中国語自体の需要や人気はなお衰えていないが、現地に行けないことによって、動機付けが大きく低下している。本研究は、個々の学習者の興味に対応した教材と授業を用意することにより、中国に行けなくても学習の動機付けを維持向上できる方法を提案し、社会の中国語人材を増やすために貢献するものである。
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