研究課題/領域番号 |
18H00691
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岩居 弘樹 大阪大学, サイバーメディアセンター, 教授 (20213267)
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研究分担者 |
田川 千尋 大阪大学, 高等教育・入試研究開発センター, 特任講師(常勤) (10599434)
李 銀淑 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 特任講師 (60817485)
大山 牧子 大阪大学, 全学教育推進機構, 助教 (70748730)
平山 朋子 藍野大学, 医療保健学部, 准教授 (80388701)
清原 文代 大阪府立大学, 高等教育推進機構, 教授 (90305607)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 複言語学習 / 音声認識 / ビデオ撮影 / ICT支援言語学習 / 初等教育 / 外国語学習 / 医療系大学外国語学習 / オンライン学習 / 初等教育との連携 / モティベーション向上 / ビデオ交流 / リフレクション / ICT |
研究成果の概要 |
音声認識とビデオ撮影による自己省察を基礎とした複言語学習を大学および小学校で実施した.医療系大学では1学期で3言語を学習する講座を開講し,ビデオ,音声認識,語彙学習などのアプリを活用して,短期間で簡単な対話を行えるレベルに到達することができた.学習成果をビデオ撮影し振り返りをすることも,モティベーション維持,達成感,表現の定着に効果的であることも明らかになった. また小学校3校で行った実践では,オンラインで3言語から9 言語を学習する授業を実施し,同様の効果を得られた.さらに,ドイツの大学との非同期型ビデオ交流も学習者のモティベーション向上を確認し,ICT支援複言語学習の可能性が明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
短期間で複数の言語を「少しだけ」学ぶというスタイルの授業を.大学や小学校で実施し.一つの言語を一定期間継続して学ぶという従来の外国語学習とは異なる学習方法の可能性を明らかにすることができた.「言葉の学び方を学ぶ」ことで得られる外国語学習への自信と興味.文化風習などへの学びの広がりが観察できたことは大きな意義があったと思われる. また.ICTの活用をベースにした授業を行なっていたことで.期せずしてコロナ禍でのオンライン授業にも無理なく対応できた.コロナ後の学びの一つの方向性を示すことができたと考える.
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