研究課題/領域番号 |
18H00704
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03010:史学一般関連
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研究機関 | 東京女子大学 |
研究代表者 |
茂木 敏夫 東京女子大学, 現代教養学部, 教授 (10239577)
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研究分担者 |
戸川 点 拓殖大学, 国際学部, 教授 (50781225)
日高 智彦 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (60803921)
岩井 淳 静岡大学, 人文社会科学部, 名誉教授 (70201944)
木村 茂光 東京学芸大学, 教育学部, 名誉教授 (90134759)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | 歴史総合 / 高大連携 / 歴史教育 |
研究成果の概要 |
2022年度から始まった高等学校の新設科目「歴史総合」において、授業内容を充実させることのできるような教師用の副読本を、高大連携によって作成し、刊行した。その際、思考力を重視することを目的とした新設科目の趣旨に沿い、高校生が資料から自ら「問い」を立てて考える能力の育成を重視した。 副読本の作成を通じて、高校における日本史と世界史の分断、大学における日本史・東洋史・西洋史の分断を架橋することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高大連携の試みによる研究成果として刊行された「歴史総合」の教師用副読本は、新設科目「歴史総合」開始当初から、高校教員に利用されている。歴史教育における「問い」を6つ(事象と時期、推移、因果関係、相関関係、比較、予測・提言)に整理して提示した試みは、今後の歴史的思考力育成の課題を考えるうえで、ひとつの指針、あるいは座標軸になると思われる。なお、この「問い」の6類型は大学のリベラルアーツ教育における歴史教育にも生かせると思われる。
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