研究課題/領域番号 |
18H00723
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
舩田 善之 広島大学, 人間社会科学研究科(文), 准教授 (50404041)
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研究分担者 |
鈴木 宏節 神戸女子大学, 文学部, 准教授 (10609374)
小沼 孝博 東北学院大学, 文学部, 教授 (30509378)
小倉 智史 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (40768438)
中村 篤志 山形大学, 人文社会科学部, 教授 (60372330)
岩田 啓介 筑波大学, 人文社会系, 助教 (60779536)
山本 明志 大阪国際大学, 基幹教育機構, 准教授 (70710937)
岩尾 一史 龍谷大学, 文学部, 准教授 (90566655)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | 中央ユーラシア / モンゴル / ステップ / ゴビ / チベット / 天山山脈 / 交通史 / 南北関係 / 中央アジア / ムザルト峠 / マンチュリア / サハリン / 交通 / 前近代 / 駅伝制 / 隊商 / 遊牧民 / 匈奴 / パキスタン / ギルギット / フンザ渓谷 / カシミール / 青海 / 唐 / 突厥 / 清 |
研究成果の概要 |
本研究では,前近代の中央ユーラシアにおける南北交通の実態,及び当該地域の諸集団による交通システムの構築・維持への主体的な関与のあり方を考察した。具体的には,モンゴル高原と中国本土との間,中国本土とチベットとの間,中央アジアの天山山脈南北,中央アジアと南アジア北部との間の南北交通について,史料とフィールド調査に基づき,交通路とその拠点とそれらの制度・機能・構造を解明した。本研究の成果により,交通の在り方を通時代的に理解し,共通する要因と各々の時代に特徴的な要因を探ることが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な形態・言語の史料の駆使,現地におけるフィールド調査によって,長期的なスパンと広大な地域にわたる中央ユーラシアの南北交通について,交通路とその拠点とそれらの制度・機能・構造を総合的かつ体系的に解明した。積極的に国内外主要雑誌・学会において成果の公表を行い,その成果は国際的にも高く評価された。また,学生・中高教員を主たる対象とする図書(7件)での分担執筆(14件)やテレビ番組の制作協力において,本研究の成果を反映するなど,その社会的意義も大きい。
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