研究課題/領域番号 |
18H00755
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03060:文化財科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
覚張 隆史 金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 助教 (70749530)
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研究分担者 |
植月 学 帝京大学, 付置研究所, 准教授 (00308149)
川嶋 舟 東京農業大学, 農学部, 准教授 (00401711)
丸山 真史 東海大学, 海洋学部, 准教授 (00566961)
小嶋 芳孝 金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 客員教授 (10410367)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2018年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
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キーワード | パレオゲノミクス / 馬 / 日本列島 / 起源 / 系統 / 古代DNA / 混血 / 古墳 / 古代ゲノム / ウマ / 日本在来馬 / 遺跡出土馬 / ゲノム解析 / 家畜馬 / 交雑史 / ゲノム / 交雑 |
研究成果の概要 |
本研究は日本列島において古くから飼育されてきた家畜馬の起源と系統の一端を解明することを目的として、現生日本在来馬および遺跡出土馬からゲノムデータを取得し、分子系統解析と他地域との混血の影響の可視化を試みた。古墳時代・古代・中世・近世・近代における遺跡出土馬の全ゲノムデータから日本列島馬の遺伝的ヒストリーを初めて評価した。さらに、ロシア沿海州・モンゴル・中国の遺跡出土馬のゲノムデータを取得し、各地域からの遺伝的寄与について評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本列島には古くから飼育されてきた現生家畜馬品種である日本在来馬が8品種存在する。従来の家畜遺伝学的研究では、この家畜馬はモンゴル系統の馬が日本列島に古い時期に海を越えて持ち込まれた可能性が示唆せれていた。品種の類型化に関する研究において、モンゴル系統と識別された日本在来馬であるが、これら日本在来馬が具体的にどこから持ち込まれ、どの様に拡散したかという過去の移動史を復元する試みは従来の遺伝学的手法では極めて困難であった。本研究では、新たなパレオゲノミクス研究を実施し、各時代の馬の起源・系統を世界で初めて評価した研究として位置付けられる。
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