研究課題/領域番号 |
18H00760
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03070:博物館学関連
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
日高 真吾 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 教授 (40270772)
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研究分担者 |
園田 直子 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 教授 (50236155)
末森 薫 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 助教 (90572511)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
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キーワード | 保存科学 / 地域文化 / 地域博物館 / 教育キット / 展示ツール / ユニバーサル・ミュージアム / 文化財 / 観光 / 博物館 / 文化活用 / 文化継承 / 博学連携 / 学社連携 / 民俗資料 / 資料保存 / 資料活用 / 保存修復 / 文化財科学 / 博物館資料保存論 / 博物館教育論 / 地域文化遺産 / 地域文化財 / 博物館教育 / 地域 / 教育資源 / 観光資源 / 文化財保存 / 博物館教育パック |
研究成果の概要 |
本研究課題は、日本列島各地で継承されている地域文化を地域で学ぶための教育資源として活用するためのモデルの構築を目指したものである。また、地域住民が主体となって観光資源として活用するための方法論について考察した。その結果、地域博物館の展示内容をベースとした教育キットの開発をおこなった。また、視覚障害者、聴覚障害者が健常者と同等の展示情報が取得できるための展示ツールの開発をおこない、3つの教育キットの製作と5つの展示キットの開発をおこなった。今後は、これらの教育キットを学校教育で運用していきたいと考えている。また、展示キットは、博物館での本格運用を目指した活動を展開したいと考えている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の契機となった文化財保護法は、これまで文化財の保存を主眼とし、文化財の活用について考えることが前提となっていた。しかし、第5回目の改正では活用を前提として、文化財の保存を考える方向へと大きく展開したことが大きな特徴であるといえる。つまり、文化財の保存と活用の意識のプロセスが逆転したものとなったのである。ただし、この意識の転換は、文化継承のプロセスのなかでは大きな変化とはならない。それは、文化の継承を目的とした場合、文化財の保存と活用の両立は、絶対的なプロセスだからである。本研究では、文化財の保存と活用の両立を図る具体的な教育プログラムを製作したことで社会的意義を示した研究となった。
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