研究課題/領域番号 |
18H00800
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分05050:刑事法学関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大澤 裕 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (60194130)
|
研究分担者 |
笹倉 宏紀 慶應義塾大学, 法務研究科(三田), 教授 (00313057)
田中 開 法政大学, 法務研究科, 教授 (10188328)
井上 正仁 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 名誉教授 (30009831)
佐藤 隆之 慶應義塾大学, 法務研究科(三田), 教授 (30242069)
稲谷 龍彦 京都大学, 法学研究科, 教授 (40511986)
酒巻 匡 早稲田大学, 法学学術院(法務研究科・法務教育研究センター), 教授 (50143350)
神田 雅憲 成蹊大学, 法学部, 講師 (50802675)
池田 公博 京都大学, 法学研究科, 教授 (70302643)
川出 敏裕 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (80214592)
大谷 祐毅 東北大学, 法学研究科, 准教授 (80707498)
成瀬 剛 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 准教授 (90466730)
川島 享祐 立教大学, 法学部, 准教授 (90734674)
朝村 太一 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 助教 (50823316)
樋口 拓麿 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 助教 (90876806)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2018年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 犯罪訴追 / 犯罪予防 / 情報 / プライバシー / 刑事手続 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は,以下の2点である。 第1に,①犯罪訴追を目的とする個人情報の継続的な収集に対する法的規制の在り方,②直接には当該犯罪の訴追に利用されることを目的とすることなく収集・蓄積された情報を,犯罪訴追目的で利用することに対する法的規制の在り方,③犯罪予防を目的とした情報の収集・利用に対する法的規制の在り方,という3つの個別テーマについて,実践的な解釈論を提示するとともに,新たな法制度の設計に資する具体的提言を行った。第2に,上記3つの個別テーマの横断的な検討を通じて,犯罪の訴追・予防を目的とした情報の収集・利用に関する基礎理論を提示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義・社会的意義は,以下の2点にまとめられる。 第1に,3つの個別テーマについて,実践的な解釈論を提示するとともに,新たな法制度の設計に資する具体的提言を行ったことは,喫緊の重要課題に対して具体的な回答を与えるものとして,短期的なレベルでの意義が認められる。 第2に,個別テーマの横断的な検討を通じて,犯罪の訴追・予防を目的とした情報の収集・利用に関する基礎理論を提示したことは,将来,新たに生起する問題についても応用可能な法的枠組みを構築するものであり,中長期的なレベルでの意義が認められる。
|