研究課題/領域番号 |
18H00831
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
楡井 誠 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (60530079)
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研究分担者 |
青木 周平 信州大学, 学術研究院社会科学系, 准教授 (00584070)
赤池 伸一 文部科学省科学技術・学術政策研究所, その他部局等, 上席フェロー (50611612)
渡辺 努 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (90313444)
平野 智裕 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 講師 (60609064)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2022年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 景気循環 / ベキ乗則 / ネットワーク / 異質的意思決定主体 |
研究成果の概要 |
本研究では「マクロ経済振動の起源」として、ミクロ的経済主体間の行動相関が引き起こすマクロ経済変動理論を提唱し、冪乗分布の数理とミクロ・マクロ経済データを組み合わせて検証した。その中で、資産価格振動の冪乗分布に関する国際共同研究の成果は、エコノメトリックソサエティの査読機関誌Theoretical Economicsに掲載された。また、東日本大震災における被災ショックのサプライチェーン上の伝播を実証した国際共同研究論文は査読誌Quarterly Journal of Economicsに掲載された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、マクロ経済理論分野において近年進展の著しい、ミクロ経済主体の異質性と相互作用の役割に焦点を合わせ、ベキ乗則とネットワーク理論を分析の切り口としてマクロ経済振動論に新規な貢献をなした。現代の経済生産体制において重要な要素となったサプライチェーンについて、ネットワーク理論の視角を取り入れたマクロ経済分析モデルを用い、東日本大震災のもたらしたサプライチェーン途絶のマクロ経済的影響を分析した論文を公刊し、その分析はThe Economist に言及されるなど反響を呼んだ。
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