研究課題/領域番号 |
18H00840
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
長根 裕美 (齋藤裕美) 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (60447597)
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研究分担者 |
隅藏 康一 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (80302793)
永野 博 政策研究大学院大学, 政策研究センター, 客員研究員 (80463967)
牧 兼充 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 准教授 (60348852)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 科学技術政策 / 論文生産性 / 研究資金 / インセンティブ / 研究組織 / 高等教育政策 / 研究者 / 研究生産性 / 論文 / 高等教育 / インタビュー / 論文の生産性 / 研究資金制度 / 生産性 / イノベーション |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、科学的知識が生み出されるメカニズムと、その阻害要因について、定量的、定性的に明らかにするというものである。定量分析の代表的な成果としては、フェローシップ制度が科学生産にどのように貢献しているのか、またこの他に科学生産に影響する要因を研究者単位のデータを作成して分析した。また定性分析の代表的な成果としては、研究歴20年以上の中堅研究者へのインタビュー調査を行って、日本の研究環境・制度の問題点について分析した。この他に大学・公的研究機関の科学的知識が産業(特に医薬品産業)にどのような影響を与えるのかの定量分析、研究者を取り巻く制度・環境の歴史的変遷の定性的研究などを行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、データに基づく定量分析を展開しつつも、データでは補足しきれないファクトについてインタビュー調査や文献調査を行ったりと、定量分析と定性分析を組み合わせて、実態の研究現場や政策設計に資するエビデンスを提供した。また本研究の成果は研究イノベーション学会、日本機械学会、人工知能学会より表彰を受けており、その意味で学術的な意義も認められていると考える。さらに、研究成果を社会に還元すべく、アウトリーチ活動にも熱心に取り組んだ。具体的には求めに応じて、研究成果を市民向けにわかりやすく再構成した講座や、新聞や雑誌での発信を数多く行った。
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