研究課題/領域番号 |
18H00855
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07040:経済政策関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
加藤 篤史 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00286923)
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研究分担者 |
福味 敦 兵庫県立大学, 政策科学研究所, 教授 (20379465)
佐藤 隆広 神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 教授 (60320272)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 政治経済学 / 経済発展 / 政策形成 / 経済発展政策 / 公共政策 / インフラストラクチュア / 労働政策 / 教育政策 / 経済政策 / 公共選択 / 政治資源 |
研究成果の概要 |
経済発展に関連する政策の形成に関する理論的な考察を行い、その理論的な枠組みを踏まえてインドで政策形成の関係者に幅広くヒアリングを行い、理論の精緻化を図った。また、理論に基づき、データを用いた実証研究を行い理論を検証した。現在、研究成果を単著として出版するために原稿を執筆中である。いくつかの政策に関する研究成果を論文として学術雑誌や本の章として出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
政策の形成に関する既存研究は、利益団体の影響力に焦点を当てていたり、あるいは政治エリートのみの視点から分析を行っているものが多かった。また、政治資源という概念は利益団体が政治エリートに働きかける際に有用な資源としてとらえられてきた。本研究では、政治資源を政治エリート(特に政治リーダー)のサバイバルのために有用で、諸アクターが持つ資源ととらえて、政治リーダーがそれらの資源を集めて挑戦者に対抗するために、政策を用いてそれらのアクターの部分集合を勝利連合として結集させるという観点から政策の形成を分析した。研究代表者の知る限り、政策形成を考えるための新しい視点を提供したと考えている。
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