研究課題/領域番号 |
18H00869
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07050:公共経済および労働経済関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
小川 一仁 関西大学, 社会学部, 教授 (50405487)
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研究分担者 |
川村 哲也 帝塚山大学, 経済経営学部, 講師 (20643505)
長塚 昌生 大阪学院大学, 経済学部, 講師 (20759310)
稲葉 美里 近畿大学, 経済学部, 講師 (70793975)
本西 泰三 関西大学, 経済学部, 教授 (90315218)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 行動変容 / 性感染症 / 知識獲得 / ランダム化比較試験 / フィールド実験 / RCT実験 / 青少年 / 行動経済学 / 介入実験 / 実験室実験 / 中高生被験者 |
研究成果の概要 |
(1)HIVに代表される性感染症の知識をどのようにすれば獲得できるかに焦点を絞り、ランダム化比較試験(RCT)を実施した。(2)ウェブアンケートを実施し、性感染症に関する知識を増加させ、自分の世代の感染数の多さを自覚することによって、危険な性行動を避けるようになったり、検査を受けるようになるかどうかをウェブパンフレット閲覧群と非閲覧群に分け、RCTで検討した。その結果、(1)については性感染症について記載されたパンフレットを配布し、一定期間熟読させることで、配布しなかった群よりも知識が多くなった、(2)については若年女性についてのみ知識が増加したが、行動変容にはつながらなかったことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
性感染症の知識を増加させる有力な方法の一つが明らかになったことは社会的に意義があると考えられる。オーソドックスではあるが、資料を読ませることの効果は有効だった。資料は様々な公的機関が発行しており、容易に入手できるため、作成コストはない。配布費用も電子媒体ならコストはかからない。印刷の場合に印刷費用がかかるだけであり、総合的に知識獲得を促すためのコストは低い。
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