研究課題/領域番号 |
18H00883
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
岸本 壽生 富山大学, 学術研究部社会科学系, 教授 (80262492)
|
研究分担者 |
馬 駿 富山大学, 学術研究部社会科学系, 教授 (00303206)
櫻田 貴道 富山大学, 学術研究部社会科学系, 准教授 (00634867)
高木 修一 富山大学, 学術研究部社会科学系, 講師 (00803462)
NURHAIZAL AZAM 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (10816721)
李 瑞雪 法政大学, 経営学部, 教授 (20377237)
山本 崇雄 神奈川大学, 経済学部, 教授 (30318761)
大東和 武司 関東学院大学, 経営学部, 教授 (40152194)
鳥羽 達郎 富山大学, 学術研究部社会科学系, 教授 (40411467)
清水 さゆり 高崎経済大学, 経済学部, 教授 (70445873)
今井 雅和 専修大学, 経営学部, 教授 (80305391)
竹之内 秀行 上智大学, 経済学部, 教授 (90297177)
内田 康郎 兵庫県立大学, 経営研究科, 教授 (90303205)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2018年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
|
キーワード | 地方企業 / 国際ビジネス / 海外進出 / 社会情緒的資産 / 同族経緯 / 海外展開 / ダイナミック・ケイパビリティ / パラダイムシフト / 競争優位性 / グローバル展開の特殊性 / 同族経営 / グローバル展開の持続性 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、地方企業が積極的に国際ビジネスを展開するようになったパラダイムシフトを解明するために、地方企業の持続性に着目し、ダイナミックな理論化を試みた。地方企業の国際化のキーコンセプトの一つとして、社会情緒的資産(SEW)の重要性を発見した。そして、ケーススタディと広島地域の400社の経営状況と海外進出の関係性の実証分析を行った。 本研究の成果としては、試論として「地方の中小企業・同族企業の国際ビジネスの変移・パラダイムシフトのパターン化」を提示した。さらに、国内で研究がほとんど行われていない地方企業の海外進出について動態的な実証研究を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、企業の海外進出の多くの研究が大企業を対象に行われてきた。それに対し、本研究は、地方企業、中小企業および同族企業を対象にしている。これらの企業は、大きな資産や競争力を有していないが、事例研究を重ねるとそのストーリー性が見えてくる。そして、その動向を輸出型、国内回帰型、国内シフト・撤退型、国内重視型、国内外バランス型、グローバル展開型としてパターン化を試みた。 また、地方企業には同族経営が多く、その海外進出は従来の理論では説明しきれない。そこで、同族支配、名声、評判、愛着、社会との繋がりといった社会情緒的資産が重要な要素であることを明らかにした。
|