研究課題/領域番号 |
18H00887
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
新藤 晴臣 大阪市立大学, 大学院都市経営研究科, 教授 (70440188)
|
研究分担者 |
田路 則子 法政大学, 経営学部, 教授 (00322587)
鹿住 倫世 専修大学, 商学部, 教授 (00349193)
福嶋 路 東北大学, 経済学研究科, 教授 (70292191)
佐藤 幸人 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 研究推進部, 部長 (90450460)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2020年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2018年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
|
キーワード | グローバル・アントレプレヌールシップ / 機会認識 / ボーン・グローバル企業 / グローバル・アントルプルヌールシップ / アントレプレナーシップ / ボーン・グローバル / 起業機会 / ハイテク / スタートアップ |
研究成果の概要 |
本研究は、創業時より国際展開を行う「ボーン・グローバル企業」が、どのように機会認識と成長を行うか、また国・地域の起業インフラがどう影響するかを明らかにすることを目的とし、5つの国・地域の企業を対象に、国際的な比較事例研究を実施した。 本研究の成果としては、第1にボーン・グローバル企業が、あらゆる国・地域、産業で普遍的に該当するモデルではなく、「ボーン・グローバル企業志向」に差があることを明らかにした。第2に、「ボーン・グローバル企業志向」に対して、企業分類(知識ベース型/知識集約型)、国内市場の規模などの起業インフラ、経営チームの機会認識という3つの要因が、影響を与えていることを明らにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、創業時より国際展開を行う「ボーン・グローバル企業」が、どのように機会認識と成長を行うか、また国・地域の起業インフラがどう影響するかを明らかにした点が挙げられる。具体的には、「ボーン・グローバル企業志向」に影響する3つの要因に着目する重要性を論じることで、ボーン・グローバル企業モデルと機会認識との間の、理論的な架橋を行った点が挙げられる。 また本研究の社会的意義としては、経営チームの構成やグローバル経験により、国内市場が比較的大きく「ボーン・グローバル企業」になじまないとされる日本でも、その展開方法が示唆された点が挙げられる。
|