研究課題/領域番号 |
18H00892
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
坂爪 洋美 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (10329021)
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研究分担者 |
島貫 智行 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (40454251)
松浦 民恵 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (60570778)
武石 惠美子 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (70361631)
林 有珍 山梨学院大学, 現代ビジネス学部, 准教授 (40633889)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 管理職 / 部下の多様性 / リーダーシップ / ダイバーシティ / 管理職の行動 / 性別 / ダイバーシティ・マネジメント / 日独比較 / HRMの運用 / 関係志向属性 / 関係志向性属性 / 女性 |
研究成果の概要 |
管理職は多様な部下のマネジメントに際し、個としての部下の力の発揮を目的とする個人に焦点を当てたコミュニケーションと、チームとして目標達成を目的とするチームに焦点を当てたコミュニケーションという、2つのバランスを考慮したコミュニケーションを行っていた。 個人に焦点を当てたコミュニケーションでは、部下のニーズを理解し、部下間の格差や仕事上の問題を取り除くことが重視され、チームに焦点を当てたコミュケーションでは、部門の方針・価値観を部下全員が共有することが重視されていた。多様な部下のマネジメントでは、個々で異なる部下への対応に注目が集まるが、チームとしての方針や価値観の共有の重要度も高い。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、企業は働く人々の多様化を背景に、ダイバーシティマネジメントを推進しており、推進の中核を担う管理職に求められる行動について、学術的にも社会的にも高い関心が寄せられているが、現時点では必ずしも明らかになっているとは言えない。 本研究は、職場で多様な部下をマネジメントする課長クラスの管理職に求められる行動の一端を、文献調査ならびにダイバーシティ・マネジメントが進んでいる欧米企業で働く管理職を対象としたインタビュー調査から明らかにしたものである。
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