研究課題/領域番号 |
18H00909
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
崔 相鐵 関西大学, 商学部, 教授 (10281172)
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研究分担者 |
柳 到亨 和歌山大学, 経済学部, 教授 (00437451)
張 華 山梨学院大学, 経営学部, 教授 (10580756)
趙 命来 香川大学, 経済学部, 准教授 (60582228)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 商業ネットワーク / 小売国際化 / ファミリービジネス / コングロマリット / 国際化戦略 / ファミリー・ビジネス / 人的ネットワーク / コングロマリット企業 |
研究成果の概要 |
本研究は、アジア新興国による地元のコングロマリット企業の成長プロセスを商業ネットワークという視点から考察した。続いて、商業ネットワークが国内外への事業展開する際に、どのような役割を果たすのかについて分析した。得られた主な成果としては、新興国のコングロマリット企業に注目し、商業ネットワークが小売国際化にどのような影響を与えるのかについて明らかにしたことと、商業ネットワークと産業集積の関係について明らかにしたことが挙げられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義としては、まず、既存研究が暗黙的かつ明示的に国際化の主体として欧米のグローバル・リテイラーや日本の大手小売企業を前提としているが、本研究では新興国のローカルプレイヤーが国際化の主役となる可能性とその戦略的取り組みに焦点を当てたことである。次に、具体的なローカルプレイヤーとして、東南アジアの華僑系のコングロマリット企業及び東アジアのファミリービジネス企業を分析対象とし、彼らのビジネスモデルを具体的に述べたことである。社会的意義としては、本研究がアジア地域を西欧資本の攻略対象ではなく、世界経済の成長センターとして認識し、域内企業を協力と共生のパートナーとして見直す視点を促すことである。
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