研究課題/領域番号 |
18H00928
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 徳島大学 (2019-2022) 都留文科大学 (2018) |
研究代表者 |
山口 博史 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(社会総合科学域), 准教授 (70572270)
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研究分担者 |
中山 大将 釧路公立大学, 経済学部, 准教授 (00582834)
飯島 幸子 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (00759623)
田中 里奈 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (40532031)
神原 ゆうこ 北九州市立大学, 基盤教育センター, 教授 (50611068)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 境界変動 / 住民間葛藤と相互作用 / ライフヒストリー |
研究成果の概要 |
本研究は国境ないしは強固な行政的境界の変動という社会的な大変化が、その影響を受けた地域住民間の葛藤や相互作用の面、またそれを取り巻く社会構造にいかなる影響をおよぼしたかについて検討するものであった。この研究を実施し、この研究枠組みの理論面での明確化(近縁概念再考も含む)のほか、影響を受けた人びとの生活に関する手記や語りの集積、典型的な地域での量的調査によるデータ収集などの成果があがった。これらの成果に関して、順次学術書籍や雑誌論文、関係学会での報告等を行なっている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究により、国境ないしは強固な行政的境界の変動が人びとの暮らしにいかなる影響を与えるのか、その一端を明らかする道すじを付けた。こうした境界の変動はつねに世界各地で生じている現象でもあり、その影響を現地社会調査を通じて解明、評価することは広範な学術分野にとっての基礎的資料を提供することにつながる。また量的調査の分析と語りを合わせて理解することにより、何気ない語りが持つ深い意味を明確化することにつながる。
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