研究課題/領域番号 |
18H00945
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
|
研究機関 | 明治大学 (2019-2022) 首都大学東京 (2018) |
研究代表者 |
岡部 卓 明治大学, ガバナンス研究科, 専任教授 (40274998)
|
研究分担者 |
室田 信一 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (00632853)
久保 美紀 明治学院大学, 社会学部, 教授 (10279127)
西村 貴直 関東学院大学, 社会学部, 教授 (10389512)
新保 美香 明治学院大学, 社会学部, 教授 (20298053)
安藤 藍 千葉大学, 教育学部, 准教授 (20750441)
三宅 雄大 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 助教 (20823230)
杉野 昭博 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (30247895)
金子 充 明治学院大学, 社会学部, 教授 (30366950)
堅田 香緒里 法政大学, 社会学部, 准教授 (40523999)
圷 洋一 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (50331054)
布川 日佐史 法政大学, 現代福祉学部, 教授 (70208924)
和気 純子 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (80239300)
小林 理 東海大学, 健康学部, 教授 (80338764)
乾 彰夫 東京都立大学, 人文科学研究科, 客員教授 (90168419)
長沼 葉月 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (90423821)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2021年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | 包摂型社会 / 貧困 / 社会的排除 / 差異と多様性 / 生活保護 / 生活困窮者 |
研究成果の概要 |
本研究では、貧困・低所得者対策が「包摂型社会」構築にどのように寄与しているかを理論的・実証的研究を通して検証し今後の方策を検討している。具体的には、(1)先行研究と政府資料に関わる文献調査、(2)当事者・利用者、サービス提供者等を対象とするインタビュー調査、(3)本テーマのシンポジウム開催し意見交換を行ない、分断・排除された人びとをどのような考えや制度的取り組み等で包摂しようとしているかを検討している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会福祉においては、法制度が措定した対象別カテゴリーによって措定された社会事象を中心とした制度・政策、実践が組み立てられている。「排除型社会」に関する議論は、主として貧困や社会的排除に関する理論や実証分析、個別支援・地域支援を行うソーシャルワーク実践で行われ、国家、法、行政、サービス供給主体、労働市場のもつ排他性と接合する研究が十分に行われているとは言えない。そこで本研究は、「貧困」「社会的孤立」「制度の狭間」を中心に据え、貧困・低所得者領域から「包摂型社会」構築に向けた理論的・実証的研究を行う先駆的・総合的な研究としてとらえることができる。その意味で学術的独自性と創造性があると言える。
|