研究課題/領域番号 |
18H01010
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
笠原 広一 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (50388188)
|
研究分担者 |
池田 吏志 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80610922)
手塚 千尋 明治学院大学, 心理学部, 講師 (20708359)
茂木 一司 跡見学園女子大学, 文学部, 教授 (30145445)
佐藤 真帆 千葉大学, 教育学部, 准教授 (30710298)
児美川 佳代子 (小松佳代子) 長岡造形大学, 造形研究科, 教授 (50292800)
吉川 暢子 香川大学, 教育学部, 准教授 (20412554)
岩永 啓司 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (20758445)
小室 明久 中部学院大学短期大学部, 幼児教育学科, 助教 (80847088)
生井 亮司 武蔵野大学, 教育学部, 教授 (20584808)
栗山 由加 東京学芸大学, 教育学部, 研究員 (20848535)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2020年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
|
キーワード | Arts-based Research(ABR) / 探究型学習 / A/r/tography / 美術科教育 / 教科教育 / Arts-Based Researh / ABR/ABER / 美術教育 / Arts-Based Research / Arts-Based Research(ABR) / a/r/tography |
研究成果の概要 |
本研究は、芸術が持つ多様な表現の手段や形式を活用して、身の回りの出来事や体験、社会的な事象や関係性を理解し、新たな意味を生み出す方法とされる 「芸術に基づく探究: Arts-Based Research (ABR)」に着目し、芸術を基盤とする探究型学習の実践理論を構築することで、美術科教育の固有性の捉え直しと、探究型学習を軸にした美術科教育の実践理論の構築を行なった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果としては,国内のABR研究,とりわけ美術教育分野での研究を大きく発展させることができた。本研究期間に刊行された多数の論文でABRの理論や歴史,最新の研究動向を整理し,教員養成系大学や美術系大学で実践を行い発信することができた。学校教育での展開可能性についても,いくつかの学校で実際に児童とABRに基づく探究実践に取り組むことができたことで,今後の美術教育実践において示唆に富む事例を生み出せた。そして先行する海外の研究者との連携が進んだことや,日本での取り組みが論文や国際学会,書籍を通じて海外に発信され,国際的な研究の協働が進んだことも今後の日本の美術教育研究にとって大きな成果である。
|