研究課題/領域番号 |
18H01016
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小山 正孝 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 教授 (30186837)
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研究分担者 |
山口 武志 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (60239895)
影山 和也 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (60432283)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 数学理解研究 / 数学科授業研究 / 統合 / 中等教育 / 質的向上 |
研究成果の概要 |
本研究の主要な研究成果は、次の2つである。 (1) 数学科授業において生徒の数学理解を深めることをねらった2軸過程モデルと、教師や教師教育者が協働して数学科授業研究を行う過程で個々の省察と集団としての省察とが原動力として働く力動的サイクルを統合した「数学理解研究と数学科授業研究の統合の枠組み」が、生徒と教師の数学的能力の育成に有効であり、中等教育の質的向上に資することが明らかになった。 (2) 数学理解研究と数学科授業研究を統合することによって、世界の数学教育学研究における新しい研究領域を開発・提案する見通しが立った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果の学術的意義は、これまで別々に行われてきた数学理解研究と数学科授業研究を統合することによって、数学教育学研究における新しい研究領域を開発・提案し、国内外の数学教育における理解研究や授業研究、ひいては教師教育研究の学術的進展に貢献し得ることである。 本研究の研究成果の社会的意義は、数学教育における理論と実践の乖離という課題を克服し、中等教育段階の数学科教育における生徒と教師の質的向上に資することである。
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