研究課題/領域番号 |
18H01021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
清水 静海 帝京大学, 公私立大学の部局等, 教授 (20115661)
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研究分担者 |
吉川 厚 東京工業大学, 情報理工学院, 特定教授 (50444120)
佐々 祐之 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30315387)
中川 裕之 大分大学, 教育学部, 教授 (00450156)
宮川 健 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (30375456)
岩田 耕司 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (90437541)
青山 和裕 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (10400657)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2021年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 教科教育学 / 非認知的スキル / 評価法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,教科の内容・活動に固有な非認知的スキルの評価法を開発することである。この目的を達成するために,非認知的スキルの概念を特性5因子に基づいて規定し,教科教育の特質に即した評価法を開発するため,教科の内容・活動に固有な非認知的スキルに着目し,このスキルを学習指導要領の目標「学びに向かう力・人間性」の3側面と非認知的スキルの特性5因子を組み合わせて理論枠組みを設定した。この枠組みに基づいて教師による評価について質問項目を尺度開発法に即して作成し,実際に調査を実施し,その分析過程に基づいて,最適な重回帰モデルを定め,調査で教師が判定した評価を多層化する方法を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
"本研究の成果により,学習指導要領の目標「学びに向かう力・人間性」の3側面と非認知的スキルの特性5因子を組み合わせることにより,教科の特質に即して非認知的スキルを評価できるとともに,統計的な方法により教師による評価を多層化できることを明らかにした。 特に従来の非認知的スキルの評価法が脱場面・文脈的であり,教科教育での適用に限限界が指摘されていたのに対し,本研究の成果は教科の内容・活動の固有性に即した評価法である点で新規性を有する。 さらに,教師による評価を統計的に多層化する方法は,他教科の領域・内容はもちろんのこと,様々な場面にも転用可能である点で汎用性を有する。"
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