研究課題/領域番号 |
18H01036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
藤芳 明生 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 教授 (00323212)
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研究分担者 |
小林 祐紀 茨城大学, 教育学部, 准教授 (20599617)
原田 浩司 筑波技術大学, 保健科学部, 客員研究員 (40738168)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 教育工学 / 特別支援教育 / ヒューマン・インターフェイス / ユニバーサルデザイン / 文字認知障害 / 障害者支援 / 入試特別配慮 / 音声付教材 / 音声教材 |
研究成果の概要 |
文字認知が困難な児童生徒の公平な学力評価を保証するマルチモーダル問題の開発と評価を行った。小学校、中学校、高等学校における単元テスト、定期試験、学力試験、さらに高校入試、大学入試について、最適な音声試験のあり方を探求した。そして、児童生徒の扱いやすさ、実施の容易さ等において、マルチモーダル問題を用いた音声試験の優位性を示した。本研究の進める音声教材と録音シールの提供事業は、文部科学省の受託事業として採択され、全国的にマルチモーダル問題の普及を進める環境を整えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教育現場に合理的配慮という考え方が普及してきたが、文字認知が困難な児童生徒が試験を受ける場合、多くの場合、時間延長、別室受験が認められるだけであることが現状である。音声教材が全国的に普及する中、試験も音声で受験したいとの声が増してきている。本研究は、現場の教師や、試験実施者が効率的に音声試験の作成と実施ができる仕組みを用意し、受験する児童生徒が扱いやすい音声試験を実現するために、マルチモーダル問題を提案した。
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