研究課題/領域番号 |
18H01038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
大西 淳児 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (30396238)
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研究分担者 |
岡本 健 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (00349797)
坂尻 正次 筑波技術大学, 保健科学部, 教授 (70412963)
緒方 昭広 筑波大学, 人間系, 教授 (80516708)
三浦 貴大 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究員 (80637075)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 視覚障害 / 特別支援教育 / 遠隔教育支援システム / 情報保障 / 合理的配慮 / 盲ろう者コミュニケーション / 盲ろう者教育支援 / 情報アクセス支援 / アクセシビリティ / 教育支援システム / 教育方法開発 / 情報補償 |
研究成果の概要 |
本研究は、高度専門領域で活躍するより多くの視覚障害の人材を育成することを目的として、共生環境での教育における教師と複数の視覚障害学生が学習に必要な情報を適時的確に共有する教育システム基盤を確立することにある。特に、インクルーシブ教育時代におけるより高度な視覚障害学生の育成を支援する情報補償システム基盤を構築することを目指した。その結果、盲ろう者との情報共有リアルタイムシステムの構築、および、図形情報の共有のためのシステムの構築を行い、実教育環境での実践的利用を通じて、その効果を確認するとともに、職場環境におけるコミュニケーションツールとしても活用することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で取り組む課題は、従来にない実教育環境を含めた利用法・評価などを一体化して課題解決を試み、視覚障害学生への教育における情報共有の困難さに起因する障壁を取り除くものである。そのため、本研究成果によって、視覚障害者が特別な配慮を行うことができる特定の閉鎖的教育環境からよりオープンな教育環境で学習することが可能になる。また、このような環境下における教育では、さまざまな人間の相互作用によって、人間性・人格育成にプラスに働く副次的な効果も大きく期待でき、1人の人間も無駄にすることのないよりよい社会構築につながるなど、この研究課題の持つ意義は極めて大きい。
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