研究課題/領域番号 |
18H01039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09060:特別支援教育関連
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
澤 隆史 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80272623)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 聴覚障害児 / 日本語 / 文法 / 学習教材 / 聴覚障害 / 学習 / 教材 |
研究成果の概要 |
本研究では、一人ひとりの聴覚障害児が自身の日本語能力に応じて自主的に学習が進められる「個別適応型・日本語文法学習教材」を開発し、その有効性を検証することを目的とした。聴覚障害児が書いた作文や理解テストの成績に基づいて日本語文法項目に関する難易度表を作成するとともに、各難易度に該当する日常生活文を収集した学習データベースの作成、および聾学校小学部と中学部の児童生徒が使用できる学習プリント教材作成ソフトウェア試作した。ソフトウェアの使用感と有用性を検証した結果、指導への活用に対して良好な評価を得たが、ソフトウェアの操作性や視認性などを改善する必要が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代の情報化社会では、自立した生活のために聴覚障害児に対してより高次な日本語能力が求められているが、その指導に利用できるICT教材は限られている。本研究で試作・検証した学習教材ソフトは、日常生活において使用する頻度の高い表現を用いて、初級から中級程度までの日本語文法を扱え、子どもの言語発達や特徴に応じた課題が呈示できることに特徴があり、日本語の学習を自主的・意欲的に進めるための機会を提供できると考える。
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