研究課題/領域番号 |
18H01050
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
田中 孝治 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 准教授 (60583672)
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研究分担者 |
仲林 清 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (20462765)
池田 満 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80212786)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 経験学習 / 自己調整学習 / メタ認知 / 内省 / 教育サービス / 学習支援 / 遠隔教育 / PBL / コロナ禍 / 経験価値 / 具体的経験支援 / 学習支援システム / インターンシップ / オンライン授業 / 動機づけ / コーオプ教育 / 内省支援 / OJT / 新入社員OJT |
研究成果の概要 |
インターンシップやOJT等の実践現場での学習では、主体的な活動経験(外的プロセス)から、内省と汎化(内的プロセス)を通じて習得していく学習プロセス(経験学習)が望まれている。本研究では、経験学習プロセスの各ステップ(具体的経験、内省的観察、抽象的概念化、能動的実験)の繋がりを意識づけ、各ステップの統合を促す役割を果たす経験学習支援システムを開発した。また、経験学習の内的プロセスを効果的に循環させるためには、抽象的概念化における言語化を促進する必要がある。そこで、学んだ専門知識を使って経験を振り返る内省支援方式を構成した。支援システムおよび支援方式ともに教育実践現場でその効果が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターンシップやコーオプ教育など、近年の高等学校教育においては、学校とは異なる場所での経験による学習の重要性が唱えられている。学校とは異なる場所での学びは、学生から提出された成果物によって、教授者が学習者の学習プロセス・学習状態を把握することが必要であるが、成果物のみだけでは把握が困難である。これは、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて急速に普及した遠隔授業も同様である。本研究の成果は、経験による学び(上記のほかに、総合的な探究の時間やPBL科目など)や教授者が学習者の学習プロセス・学習状態を直接確認することができない学びの支援を可能にするものである。
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