研究課題/領域番号 |
18H01051
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
松田 憲幸 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (40294128)
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研究分担者 |
京極 真 吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 教授 (50541611)
池田 満 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80212786)
小倉 光博 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (90326364)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 実践的知識 / メタ認知 / 経験学習 / オントロジー / 看護教育 / 企業内研修 / 人材育成 / 教育工学 / オントロジー工学 / 経験からの学習 / 自己調整学習 / メタ思考 / ワークショップ / 思考誤りの体系化 / 思考法の指導 / 学び方の学習 / 経験的実践知 / 誤り概念 / 学習支援 |
研究成果の概要 |
正解のない看護の問題に取り組む思考について,思考の誤りの体系を基礎として,思考の誤りを自ら認識し,それを学習資源とする看護思考法研修の教育プログラムを構築し,二つの病院と連携し,思考法研修を開催した.筆者らが開発した思考表現を通して,これまでの教育実践の診断で得られた問題指摘,原因同定,解決助言,効果示唆を体系化した.また,看護思考の誤り同定スキルを学ぶ教材として,看護師が自らの思考を記述した思知ケースと思考の誤りとを関連づけて登録したリポジトリを構築し,これを核とする学習支援システムを開発した.これを病院研修において運用し,事例と思考の関連付けを充実化し,看護教育コミュニティ内で共有できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会人専門職のための,実践的知識の学習を促す指導法を構築し,学習を促す教材を設計した.特に,看護師が悩みを深めやすい終末期の看護や意思疎通できない患者の治療方針の決定,後輩看護師の指導について,看護思考の誤りと思考について記述した思知ケースとを関連づけたリポジトリを構築した.指導と思考事例とを関連づけて蓄積したことにより,スローガンに留まらない,過去の事例の提示に留まらない,思考法の指導のための教材としての活用が可能となる.具体的には,同僚と看護思考や誤りを表す語いを看護コミュニティで共有できた.また,後輩への看護の考え方の指導において,より具体的な指導が可能となり,看護の悩みを軽減できた.
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