研究課題/領域番号 |
18H01055
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
井上 奈良彦 九州大学, 言語文化研究院, 教授 (90184762)
|
研究分担者 |
内田 諭 九州大学, 言語文化研究院, 准教授 (20589254)
金子 晃介 九州大学, サイバーセキュリティセンター, 准教授 (30735121)
蓮見 二郎 九州大学, 法学研究院, 准教授 (40532437)
青木 滋之 中央大学, 文学部, 教授 (50569069)
竹中 野歩 九州大学, 言語文化研究院, 学術研究者 (50818383)
加藤 彰 九州大学, 言語文化研究院, 学術研究者 (80818360)
是澤 克哉 広島修道大学, 学習支援センター, 学習アドバイザー (90791335)
久保 健治 九州大学, 言語文化研究院, 学術研究者 (90818361)
山形 伸二 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (60625193)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2018年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
|
キーワード | クリティカルシンキング / 議論教育 / アプリ / アクティブラーニング / ゲーミフィケーション / 議論 / ディベート |
研究成果の概要 |
現代の情報社会において「クリティカルシンキング」(以下CT)教育への社会的要請は高まっているものの、教材不足・評価基準のばらつき・指導者不足といった問題を抱えている。 本研究では、指導者がいなくても学習者がCTを自主トレーニングできるアクティブラーニング型教材のプロトタイプアプリ「C-training」の開発、及び教育効果の検証を行った。(1)アクティブラーニング手法を利用した教育方法が有効に機能し得るか、(2)教材としてウェブアプリのインターフェースが有効であるか、(3)ゲーミフィケーション要素を取り入れることで学習効果を高められるか、という点について対照実験を実施した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
クリティカルシンキング(CT)初学者向け自主学習アプリ「C-training」を開発し、複数の大学の約200名の学生を被験者として、ゲーミフィケーション有り版・無し版を用いて対照実験を実施した。概要欄で挙げた(1)と(2)については有効であることが確認された。(3)については、ゲーミフィケーションの有無によって全体では学習効果に有意な差は認められなかった。一方、使用後アンケートからは、従来型の学習方法では苦手意識のあった初学者がアプリ学習を通じてCT問題を解ける自信に繋がっていた。今後ゲーミフィケーション手法の進化および、学習者の特性に応じたカスタマイズにより教育効果を高める余地がある。
|