研究課題/領域番号 |
18H01060
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
藁谷 郁美 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (70306885)
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研究分担者 |
清木 康 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 名誉教授 (10169956)
太田 達也 南山大学, 外国語学部, 教授 (50317286)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | ドイツ語教育 / 外国語教育 / 教育工学 / 学習環境デザイン / フォーマル・ラーニング / インフォーマル・ラーニング / アプリケーション開発 / ライティング能力 / 言語運用能力 / 外国語研究 / ドイツ語学習 / モバイルラーニング / インフォーマルラーニング / 外国語学習環境 / 学習支援環境 / 多言語教育 / 学習環境構築 / 学習環境設計 / サイバー空間 / データベースシステム |
研究成果の概要 |
本研究ではWebアプリケーションの開発を行いサイバー空間のドイツ語学習環境"Platzwit neu"を構築した.本研究の新規性は次の2点に集約される.1点目は外国語学習の為の運用能力カテゴリの見直しとその新たな意味づけである。日常生活に於る「書く」行為自体は、オンライン上のコミュニケーションツールの多様化・拡大により、その範疇を大幅に広げた。従来のライティング学習が目指すスキルの習得内容は学習者が日常生活で必要とする「書く」為の運用能力と著しく乖離しつつある.この点に着目し新たな言語運用能力の学習を明示化した. 2点目はこれを「自律学習環境の成長型構築モデル」として運用に実現化した点にある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語教育に於て学習者が実体験を通して自らの知識を再構築する学習コンセプトはICTを利用した授業実践等で既に多くの試みがなされている. 教室内という実空間, 教室と連動するサイバー空間, 教室外の実空間, に於る学習環境で捉えた従来の学習環境と異なり, 教室環境を離れた日常におけるサイバー空間等での状況依存型の学習支援環境の実現が本研究の意義である.日常行動で重要度を増すサイバー空間に於て学習者が作成する学習言語テキストの自動収集・分析システムを開発し,実空間とサイバー空間の全領域における学びを統合した "4D外国語学習環境"を実現した.これは日常の中に体系化された言語学習環境の提供を意味する.
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