研究課題/領域番号 |
18H01064
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 園田学園女子大学 |
研究代表者 |
堀田 博史 園田学園女子大学, 人間教育学部, 教授 (60300349)
|
研究分担者 |
榊原 洋一 お茶の水女子大学, 名誉教授 (10143463)
田爪 宏二 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (20310865)
駒谷 真美 実践女子大学, 人間社会学部, 教授 (20413122)
森田 健宏 関西外国語大学, 英語キャリア学部, 教授 (30309017)
佐藤 朝美 愛知淑徳大学, 人間情報学部, 准教授 (70568724)
松山 由美子 四天王寺大学短期大学部, その他部局等, 教授 (90322619)
中村 恵 畿央大学, 教育学部, 准教授 (90516452)
佐藤 鮎美 島根大学, 学術研究院人間科学系, 講師 (90638181)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
|
キーワード | 幼児教育 / ICT活用 / タブレット端末 / 発達障害 / 保育者養成課程 / 非認知的能力 / カリキュラム |
研究成果の概要 |
保育でのタブレット端末活用事例を質問紙調査で収集し,その後訪問調査を実施,その結果をもとに幼児教育でのタブレット端末活用ハンドブックを作成した。そこには,自閉症児へのコミュニケーションアプリの使用の試みも掲載している。また,保育現場だけではなく,家庭で保護者と一緒に子供のタブレット端末活用指針が作成できるワークショップを開発した。大学の保育者養成課程の授業シラバスを収集し,メディア活用状況を把握,タブレット端末で活用できるカリキュラム提案をした。そして,保育活動の可視化を実現するため,子供の活動記録をクラウド保存し,その課題を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼児教育でのICT活用に関する研究が大きく遅れており,以下のような研究課題の解決が急がれた。①保育でのタブレット端末活用の事例共有。保護者支援に親の情報リテラシー向上を追加する。②保育活動を写真や動画で可視化し蓄積する。③発達障害を有する幼児のタブレット端末活用の知見を蓄積する。④非認知的能力の育成にタブレット端末活用がどのように効果があるのか検証をはじめる。⑤教職課程コアカリキュラムに幼児教育でのICT活用を網羅する。 本研究成果を幼児教育分野に反映させることで,教育を受ける子供達が,将来情報を正しく積極的に活用できるようになり,多様な分野で活躍する人材を育成することが期待できる。
|