研究課題/領域番号 |
18H01075
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 長岡工業高等専門学校 |
研究代表者 |
土田 泰子 長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 教授 (30455125)
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研究分担者 |
井山 徹郎 長岡工業高等専門学校, 機械工学科, 准教授 (00452087)
池田 富士雄 長岡工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (30353337)
外山 茂浩 長岡工業高等専門学校, 電子制御工学科, 教授 (60342507)
赤澤 真一 長岡工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (60379550)
村上 祐貴 長岡工業高等専門学校, 環境都市工学科, 教授 (70509166)
床井 良徳 小山工業高等専門学校, 電気電子創造工学科, 准教授 (80572742)
桐生 拓 長岡工業高等専門学校, 一般教育科, 助教 (80741149)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2021年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 分野横断的能力 / 汎用力 / 評価指標 / 工学教育 / コンピテンシー評価 / Can-doリスト |
研究成果の概要 |
工学の分野で必要とされる技術や知識だけでなく、これからのエンジニアに求められる発想力や運営能力にも着目し、目指す能力を可視化して育成するための評価指標を開発した。創造的能力と協働的能力から成るcan-doリスト式評価指標を設計し、学生や企業の方の協力を得て試行した。既存指標との比較や、自己評価と他者評価との比較等による有効性の検討から、本研究で提案する評価指標が、工学系学生の能力育成を支援できる評価システムとなる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、工学教育の分野でcan-doリスト式評価指標を用いることで、育成すべき能力や目指す技術者象を可視化し、学生の能力評価に活用することを目指した。can-doリストを用いることで、習得すべき知識やスキルを分析して階層化・段階化され、必要な能力要素の具体化や可視化が試みられた。「何ができるのか」「どの程度できるのか」を明示して判定する評価指標が提供されることとなり、学校や企業の枠を超えた共通のフレームワークで能力を記述することが可能となった。工学教育の分野に対する貢献だけでなく、新たな学問分野においても、学生の能力育成を支援する評価システムに発展する可能性が大いに期待できると考えられる。
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