研究課題/領域番号 |
18H01097
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山田 一夫 筑波大学, 人間系, 教授 (30282312)
|
研究分担者 |
一谷 幸男 筑波大学, 人間系(名誉教授), 名誉教授 (80176289)
小澤 貴明 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教 (90625352)
椙田 麻菜美 筑波大学, 人間系, 客員研究員 (70776765)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2018年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
|
キーワード | ラット / ギャンブル嗜好性 / 薬物依存 / ストレスレジリエンス / 個体差 / オプトジェネティックス / ギャンブル課題 / 背外側被蓋野 / オペラント行動 / ギャンブル依存 |
研究成果の概要 |
ラット版ギャンブル課題を用いて,ギャンブル嗜好性と薬物依存への脆弱性,およびストレスからの回復力であるレジリエンスとの関連について検討した。その結果,1.ラットにおいてもギャンブル嗜好性には個体差があること,2.脳内報酬系に関わる脳部位(背外側被蓋野)の抑制によってギャンブル嗜好性は低下すること,3.ギャンブル嗜好性と薬物依存への脆弱性には正の相関があること等が明らかになった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人は誰もがギャンブル依存や薬物依存,心的外傷後ストレス障害になるわけではなく,そこには個人差が存在する。ラットでも人と同じような個体差が存在すること,さらにギャンブル依存と薬物依存が同じ脳内メカニズムによって生じることを明らかにした本研究の成果は,ギャンブル依存や薬物依存の治療だけでなく効果的な予防法の開発に繋がることが期待できる。
|