研究課題/領域番号 |
18H01159
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分13030:磁性、超伝導および強相関系関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大串 研也 東北大学, 理学研究科, 教授 (30455331)
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研究分担者 |
今井 良宗 東北大学, 理学研究科, 准教授 (30435599)
青山 拓也 東北大学, 理学研究科, 助教 (80757261)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
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キーワード | 強相関電子系 / 鉄系超伝導 / マルチフェロイクス / 軌道秩序 / 梯子格子 / マルチフェロイックス / 鉄系超伝導体 / 第二高調波発生 / 梯子型鉄系化合物 |
研究成果の概要 |
複数の測定プローブを相補的に用いることで、梯子型鉄系化合物の電子物性を解明した。鉄の3d電子は、低次元性・多軌道性・強相関電子効果が協奏するために、多彩な磁気秩序/軌道秩序を示すことが分かった。ストライプ型磁気秩序/フェロ型軌道秩序の揺らぎは超伝導発現の源となる一方で、ブロック型磁気秩序/プロペラ型軌道秩序はマルチフェロイクス現象を示すことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超伝導やマルチフェロイクスを示す材料は、次世代エレクトロニスで使用されるデバイスの基盤材料として有望である。本研究を通して、超伝導やマルチフェロイクスが発現する微視的機構が電子論的に解明されたことは意義深く、将来、より高温で動作するデバイス・より高い機能を有するデバイスを作成することに繋がる。
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