研究課題/領域番号 |
18H01234
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
田中 雅士 早稲田大学, 理工学術院, 准教授(任期付) (30545497)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2020年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2018年度: 9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
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キーワード | 暗黒物質 / 液体アルゴン検出器 / 地下実験 / 極低バックグラウンド技術 / 液体アルゴン / MPPC / SiPM / 素粒子実験 |
研究成果の概要 |
宇宙には「暗黒物質」と呼ばれる物質が通常の物質(銀河等)の「約5倍」存在することが天文学的な観測から示唆されているが、その正体は全くの謎である。この暗黒物質を直接検出することは現在の素粒子・宇宙物理学の最大の課題のひとつである。通常物質とほとんど反応しない暗黒物質を捉えるには最先端技術を用いた高感度検出器の開発が必要となる。本研究では液体アルゴン検出器の基礎特性を理解し、性能を向上させるための開発を進めたうえで、暗黒物質の探索実験を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
暗黒物質の直接検出は素粒子物理学における重要課題のひとつであるが、予想される信号は非常に微弱なため、高性能の検出器開発がカギとなる。優れた粒子識別能力を持つ液体アルゴン検出器は、近年素粒子宇宙物理学実験分野において開発が著しく進んでいる。本研究では暗黒物質直接探索のためにこの液体アルゴン検出器の性能をさらに向上させるための開発を行った。
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