研究課題/領域番号 |
18H01265
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
|
研究機関 | 東京大学 (2020) 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(新分野創成センター、アストロバイオロジーセンター、生命創成探究 (2018-2019) |
研究代表者 |
成田 憲保 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60610532)
|
研究分担者 |
生駒 大洋 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (80397025)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
|
キーワード | 太陽系外惑星 / トランジット / TESS / 多色同時撮像カメラ / 視線速度 / 赤色矮星 / 小型惑星 / 惑星種族合成理論 / 質量半径関係 / 惑星種族合成 / 多色撮像カメラ / 惑星大気 / ディフューザー |
研究成果の概要 |
本研究では、NASAのトランジット惑星探索衛星TESSなどで発見されたトランジット惑星候補の追観測により、天王星・海王星より小さな「小型惑星」を発見し、その質量・半径・軌道・大気といった諸性質を観測的に明らかにすること、そして得られた観測結果を理論的に考察し、惑星の形成・移動や大気の獲得・散逸を取り入れた惑星種族合成理論を発展させることを目指していた。 本研究期間に合計500夜程度の観測を実施し、幅広く国際共同研究を行った。本研究の結果、75編の査読付き論文を発表し、30個を超える小型惑星の発見とその基本的性質を発表した。また、観測的に得られた半径と周期の分布は、理論の検証と改良をもたらした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、太陽系外にある30個以上の小型惑星を新しく発見し、観測によりそれらの惑星の諸性質を明らかにした。そして新しい観測結果の知見を取り入れることで、惑星形成理論のモデルを改良した。このように観測と理論の連携した研究により、宇宙にある小型惑星の多様性とその形成について理解を深めることができた。 本研究成果のうち、将来の惑星大気の観測に適した地球型惑星の発見など、特に顕著な研究成果について、計5件の一般向けのプレスリリースを行った。これらのリリース内容は、新聞やウェブなどの記事等で多く取り上げられた。
|