研究課題/領域番号 |
18H01269
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17010:宇宙惑星科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宮原 正明 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 准教授 (90400241)
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研究分担者 |
平田 岳史 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (10251612)
寺田 健太郎 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (20263668)
久保 友明 九州大学, 理学研究院, 教授 (40312540)
山口 亮 国立極地研究所, 研究教育系, 准教授 (70321560)
関根 利守 大阪大学, 大学院工学研究科, 招へい教授 (70343829)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 高圧鉱物 / 衝突 / 隕石 / 衝撃銃実験 / コンドリュール / リン酸塩鉱物 / カイネティクス / 衝撃変成 / 普通コンドライト / 逆転移 / 放射年代 / 高圧相 / 逆転移実験 / ウラン・鉛放射年代 / 衝撃変性 / 普通コンドライト隕石 / ウラン・鉛放射年代測定法 |
研究成果の概要 |
原始太陽系が誕生して間もない頃,原始木星・土星といった巨大ガス惑星が太陽系内を大きく往復移動し,この惑星大移動が引き起こした重力散乱は,小惑星同士の衝突を誘発したと推測されている。本研究計画は,小惑星の欠片である隕石試料を用いて,衝突の痕跡である高圧鉱物やコンドリュールの変形組織等を用いて,小惑星の破壊のメカニズムやプロセスを明らかにし,“ガス惑星は小惑星の壊し屋であったか?”を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
原始太陽系内での激しい天体同士の衝突は現在の小惑星に多様性や熱進化をもたらした。天体衝突現象の解明は,数値シミュレーションや衝突実験が中心で,小惑星の欠片である隕石試料を用いた研究は少なく実証性に乏しい。本研究計画では,衝突実験やモデルだけでなく,隕石中の高圧鉱物の種類,組み合わせ,化学組成や粒子サイズ等に基づき衝突が起きた際の圧力や温度を読み取り,天体の破壊プロセスを解き明かした点に学術的な意義がある。
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