研究課題/領域番号 |
18H01314
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17040:固体地球科学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
辻野 典秀 岡山大学, 惑星物質研究所, 助教 (20633093)
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研究分担者 |
山崎 大輔 岡山大学, 惑星物質研究所, 准教授 (90346693)
芳野 極 岡山大学, 惑星物質研究所, 教授 (30423338)
米田 明 岡山大学, 惑星物質研究所, 客員研究員 (10262841)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | マントル鉱物 / 水素位置 / 単結晶 / FTIR / レオロジー / 相対粘性率 / マントル無水鉱物 |
研究成果の概要 |
地球マントルの主要鉱物には微量の水が固溶することが知られており、この水はマントル鉱物のレオロジー(流動特性)に大きな影響を与えると考えられている。一方で、その機構はわかっていなかった。本研究ではその機構に関する制約を与えるため、マントル鉱物中の水素位置の特定のためのその場IR測定を行った。さらに、レオロジーの水の影響を知るための基礎となる乾燥条件でのマントル鉱物のレオロジー測定を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地球は地表に大量の水を湛えているだけではなく、実際には地球内部にも大量に存在し、循環していると考えられている。この水はマントル物質とともにただ循環するだけではなく、地球内部の対流様式にも大きな影響を与えていると考えられている。本研究は、その水の影響を鉱物学的観点から制約を与えるものであり、地球内部進化にとどまらず、今後、地球表層の火山や地震活動を予測するための基礎データとなる。
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